ノルブリッツ北海道FC(ノルブリッツほっかいどうエフシー、Norbritz Hokkaido FC)は、北海道札幌市と江別市の美原をホームタウンとする社会人サッカークラブである。
元母体は北海道電力サッカー部として1985年に結成。スタートは札幌市社会人サッカーリーグ7部からで、1987年に6部から2部に昇格し、1989年に北海道サッカーリーグに昇格した。
1992年に北海道リーグで初優勝。その後2008年までの間に14回優勝。特に1995 - 2000年および2003 - 2008年にはリーグ6連覇を果たした。
2003年4月、北海道電力(株)の社内ベンチャー会社として「ほくでんスポーツフィールズ」が設立され、チームを運営することとなった。なお、年代別チームとしてU-18・U-15・U-12・U-10・U-6のチーム[1](チーム名は「クラブフィールズU-18」などとなっている)、また女子チーム(年齢制限なし・U-18・U-15)として「クラブフィールズ・リンダ」も設けた[2]。
2003年12月に実業団登録からクラブチーム登録に変更、同時にチーム名をドイツ語で北の稲妻(北:Nor(d)、稲妻:Britz)を意味するノルブリッツ北海道FCと改めた(改名後のリーグへの参加は2004年度から)[3]。
2008年度よりクラブ名をクラブフィールズ・ノルブリッツ北海道(Club Fields Norbritz Hokkaido)に改名した。「クラブフィールズ」は北海道電力の社内ベンチャー「ほくでんスポーツフィールズ」に由来するもの(後述)。エンブレムには2匹のキタキツネが描かれる。
2009・2010年は、北海道リーグに新規加入した札大GPの後塵を拝するものの、2011年に3年ぶりの優勝を果たした[4]。
2012年は、リーグ戦14戦全勝で2連覇を達成。第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会は、1次ラウンドを1位で突破(前身の北海道電力サッカー部以来16年ぶり)。決勝ラウンドは3位となった(北海道勢の地域決勝最高成績)。同年の日本フットボールリーグ(JFL)17位・栃木ウーヴァFCとの入れ替え戦は、2戦合計得点2-2ののちPK戦で敗れ、JFL昇格はならなかった。
2014年7月、ほくでんスポーツフィールズの清算が決定され、2015年4月にほくでんスポーツフィールズが特別清算された(同年8月に清算終結)[5]。2015年度より一般社団法人北海道スポーツ企画(札幌市清田区)が運営を行っている[6]。
2016年よりノルブリッツ北海道FCへチーム名を変更した。